事務職への転職は難しい・転職活動は自分の強みを知ってのぞもう

就職・転職活動

未経験で事務職への転職は難しいかな?

事務職に応募しているのだけれど、何十社と受けても書類が通らない。

事務職への転職を希望しても、就職できるどころか、面接にたどり着くのも大変ですよね。

私も書類を出しては、ご縁がなかった場面に何度も出会いました。

しかし、自分の強みを持った途端に不採用通知どころか、企業の方から声をかけていただけるようになりました。

この記事ではキャリアアップ転職6回に成功した私の経験をもとに、事務職のポジションをゲットするための方法について解説します。

事務職への転職が難しい理由

事務職は土日が固定休で、数字的ノルマがなく、体力的にもきつくなくて、誰にでもできそうなイメージがありますよね。

そのために人気があり、求人が出ると応募が殺到。

そのポジションを獲得するのが、至難の業です。

実際どのくらい事務職のポジションをゲットするのが難しいのか、その理由を以下で見ていきましょう。

有効求人倍率が低い

厚生労働省によると2023年1月の有効求人倍率は1.35倍でした。

これは求職者1人に対して1.35の求人があるのを示しているので、とりあえず仕事にありつけそうな感じがしますよね。

しかしこの数値は、仕事内容問わず全体を示すもの。

一般事務に関して言えば、有効求人倍率は0.37となっています。

1人の求職者に対して、0.37しか求人がないのです。

これでは事務職のポジションを獲得するのが難しいのも納得ですね。

正社員の求人が少ない

また事務職は正社員の空きがないのも現状です。

なぜなら体力的に負担が少ない・土日が固定で休み・数字的ノルマがなく精神的に楽なので、辞める人が少ないからです。

以前は子供が生まれたら仕事を辞める女性が多くいましたが、最近では保育園も増え、仕事を続ける女性が増えていますよね。

このようにライフワークとバランスのとりやすい事務職を辞める人がいないのに加え、最近では電子化が進み、事務職の作業量自体が減っているのも求人減少の要因の一つ。

また人件費の関係で、企業が事務職を直接雇うのではなく、アウトソーシングするケースも多々見られます。

事務職は人気が高いうえに、求人自体が減っているので、採用されるのが難しくなっているのです。

事務職の転職では強みを持とう

倍率が高い事務職。

求人がでたら、応募資料がその企業に殺到するのは、容易に想像できますよね。

ならばその応募資料が、他の人よりも目を引くものだったら?

面接にたどり着く可能性が高くなりますよね。

私の場合、ExcelのVBAでした。

しかしこれは、資格として書けるものではありません。

そこで特技などの欄に、VBAと記載しました。

ただ記載しただけでは、「それで?」と素通りしてしまうと思い、今まで作成したVBAのツールによって、どのくらい業務の効率化が図れたかを記入しました。

結果、興味を持ってくれた企業に面接に呼ばれ、その面接ではVBAで作成したものの画面コピーや、成果物の資料をいくつか持ち込み説明しました。

もちろん業務で使ったものは持ち込めないので、自宅で簡易的に作成したものです。

そしてその面接結果は、「Excelの強い人を探していた」と採用となりました。

以降何度か転職をしたのですが、自分から応募したものもありますし、先に転職していった同僚や上司が「Excelのできる人を探しているから」と声をかけてくれてくれたものもあります。

そして全てにおいて、Excelが強いからとの理由が一番で、転職に成功していったのです。

また私の同僚はTOEIC600のスコアを持っていましたが、これは上場企業が全社員に期待するスコアの平均点。

書いただけでは強いアピールにはなりませんが、同僚はそれをどのように仕事に活かしていたか、プライベートでも自分の英語力で何をしてきたか応募資料に書き、採用されたそうです。

ただ出来ることを応募書類に書くだけでなく、自分の強みを最大限にアピールすると、人と違う面が発揮され、目を引く応募書類になるのです。

一度、自分の強みは何か、じっくり考えてみるとよいかもしれませんね。

資格を取ろう:事務職におすすめの資格3選

自分には強みがない、わからない場合には、事務職の転職に役立つ資格を持つとよいでしょう。

そしてその資格を持った結果、どのように業務に活かせたか、活かせるかをアピールできるとよいですね。

以下に事務職に役立つ資格をご紹介いたしますね。

  • MOS

OfficeのWordやExcel、Power Pointといった、業務でよく使うソフトのスキルを認定する資格です。

事務職ではよく使われるソフトであるため、MOSの資格を持っているとアピールにもなりますし、自分のためにもなるでしょう。

  • 簿記3級

簿記の資格を持っていると、経理・財務系へと仕事の幅が広がります。

  • 秘書検定

秘書に必要な技能や知識を判断する資格です。ビジネス現場にふさわしい言葉遣い、敬語などを使った文書作成方法も身に付きます。秘書になる人だけでなく、社会人としても知っておくとよい知識が身に付きます。

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自分の強みを知って転職に活かそう!

転職活動は自分の強みを知ってのぞもう!についてご説明いたしました。

自分の強みを知ると、人と違う応募書類を作成出来ます。

強みを知って、応募書類・面接でぜひしっかりとアピールしてくださいね。

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