「就活始めるのに自己分析やりなさいって言われたけど何から始めたらいいの?」
「自己分析やってみたけどしっくりこない…なんで?」
自己分析を始めてみたものの、いまいちピンとこない就活生も多いのではないでしょうか?
今の時代、自己分析はネットで無料です。
しかし、種類も多くどれが良いのか悩むところですよね?
診断結果を見ても納得できないことも多いです。
そこで今回は【簡単】就活生必見!自己分析の基礎と具体的なやり方3選!!というタイトルでまとめました。
自己分析を始めたばかりの方でも分かりやすいように自己分析の基礎から解説していますので是非最後までご覧くださいね。
結論

自己分析はただやれば良いというわけではありません。
よく出てくる「価値観」「強み弱み」「得意不得意」などの言葉の定義を理解しておく必要があります。
また、無料でできるものも多いですができれば書籍を何冊かは読んでおきましょう。
そして最後にアウトプットすることが非常に重要です。
注意点としては、自分自身の弱点を見つけにくい場合があることや、自己分析の継続的な実施が必要ということです。
自己分析とは何か?

自己分析とは、自分自身を客観的に見つめ、自分のことを知ることです。
自己分析の起源は明確ではありませんが、心理学や哲学などの分野で古くから研究されてきました。
自己啓発書やビジネス書においては、20世紀以降に広く知られるようになっています。
自己理解とも言われます。
以下のようなときには自己分析が役立ちます。
- 迷ったり悩んだりしているとき
- 自分自身のキャリアやライフスタイルについて見直したいと思ったとき
- 将来の方向性を模索しているとき
- 自分自身の強みや弱みを明確にしたいと思ったとき
自己分析をするメリット

(1)自己PRができる。
自己PRができると、自分自身の強みや弱みを明確化することができます。
自分自身を説明するのに自信がつくので、面接でのアピールが上手になります。
(2)自己成長に繋がる
自分自身を理解することは、自己成長を促すための重要なステップです。
自分の長所を理解し、伸ばすことで結果が出やすくより早く自己成長ができます。
(3)仕事選びの参考になる
職業だけでなく、どのような働き方や生き方があっているのかなどの理解ができ、より自分らしい働き方を探求することができます。
自己分析の具体的なやりかた

(1)言葉の定義をしっかり意識しよう
まず自己分析によく出てくる言葉の定義を整理しておくことから始めましょう。
良く出てくる言葉ですが、人によって定義が異なってくるので必ず押さえておきたいところです。
この言葉の意味を理解していないまま自己理解を深めることはできないと言っても良いでしょう。
今回は自己分析で特に需要とされる3分野について紹介していきます。
「価値観」
- 心の底から大事に思えること
- 今まで生きてきて大切にしてきたことで、これからも大切にしていきたいこと
- 自分の人生の方向
例えば、家族との時間を大切にしたい、自分の才能を活かしたい、人を助けたい、など。
「得意苦手」「強み弱み」「長所短所」
- 表現は違うがどれも同じ意味
- スキルや経験ではなく、自分の癖のような部分
- 上手や下手ではなく好きや楽とかんじること
例えば、おしゃべりするのが好き、コツコツ同じことしている方が楽、細かい作業が苦手など。
「興味」
- 理由はわからないけど好きなものやこと、調べてしまう事
例えば、つい見てしまう本やテレビ番組、YouTubeなど
(2)自己啓発本やビジネス書で自己分析しよう
まずは無料の自己分析からやっても良いですが、最終的には書籍で学ぶことがおすすめです。
今では転職サイト等様々なメディアで自己分析が無料ですることができます。
私としては、まずは下記のようなサイトで自己分析をやってみることをお勧めします。
- マイジョブカード
マイジョブカードとは、自分自身の強みやキャリアの方向性を把握するための診断ツールの一つです。
自己分析に役立つ資料として、大学などで使用されることがあります。
無料で利用することができます。
価値観診断は全25問の質問に答えて自身の価値観を知ることができます。
自分の価値観を知ることは自己分析で最初に取りかかる部分でもあります。まずはやってみるのも良いでしょう。
- jobtag
Jobtagは、キャリア採用情報サイトです。
自分にピッタリな職場を見つけるために、自己分析や適性診断などの機能を提供しています。
職業興味検査、価値観検査に簡易版の職業適性テストも可能です。
診断結果に出てきた職業について調べることもできるので具体的にイメージがしやすいのが特徴です。
結果を見てどう思いましたか?
参考になった人もいればピンとこない人も多いのではないでしょうか。
どちらの感想をもったにせよ、次は本屋さんで自己啓発本やビジネス書を探しましょう。
無料の診断よりもより詳細かつ専門的な情報を得ることができます。
教育関係や医療関係等、分野が決まっている方はそちらに特化した書籍を探すと良いでしょう。
様々な著者がわかりやすい方法で自己分析の方法を体系化しています。
自己分析に関するワークが含まれているものが多く、本を読む前と読んだ後では自分自身の事に関す理解度の違いを実感することができます。
以下におススメの書籍を紹介します。
- 『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』著:八木仁平
価値観や才能についての定義から詳しく説明され、タイトル通りとてもわかりやすいです。
自分の得意なことに関しても様々な言語化がされており、読むと自己分析がどんどん進みます。
いくつもの質問が用意されており、質問に答えながら自分の知らなかった一面を発見できます。
- 『「科学的な適職」最高職業の選び方』著:鈴木裕
仕事を選ぶうえで気になる科学的根拠がちりばめられています。
自分に合った仕事を選ぶとはどういったことなのか?幸せとは何か?そんなことまで考えるきっかけになる1冊だと思います。
具体的に根拠が示されているので将来の目標設定を考えるのにも最適だと思います。
ストレングスファインダーで有名な1冊です。
自己分析に用いられる診断ツールの1つで、自分が持っている「強み」を見つけ出すことができます。
現在は、クリフトンストレングスという名称に変更されています。
本についているアクセスコードを使用することで、オンライン上で診断を受けることができます。
自身の強みの資質を見つけることができます。
(3)アウトプットを意識すること
最後に必ずアウトプットを意識しましょう。
アウトプットする、つまり紙に書いたり、人に話したりすることは自分の考えや気持ちを整理するために重要です。
自己分析は自分自身を知ることが目的であり、アウトプットをすることで自分自身を客観的に見つめることができます。
また、アウトプットをすることで他人と自分自身との違いを見つけることができ、より良い自己分析ができるようになります。
自己分析の注意点

(1)自分自身の弱点を見つけにくい場合がある
自己分析は客観的に自分自身を見つめるための手段ですが、自分の欠点に対して無意識的に自己防衛する力が強く働いている場合、弱点となっている部分を見つけることができないことがあります。
そのため、他人からの意見を取り入れることが大切です。
その時に、自分自身への批判や否定的な感情が浮かび上がってくることがあります。
このような感情にとらわれず、冷静に自分自身を見つめることが大切です。
対策としては、冷静に話ができる信頼できる友人や家族に自己分析の結果を共有し、フィードバックをもらうことが有効です。
冷静に自分自身を見つめなおしましょう。
自己嫌悪や自己否定をすることは避けてくださいね。
また、キャリアカウンセリングなどの専門家に相談することも考えてみましょう。
(2)自己分析の継続的な実施方法
自己分析の結果はその時の心理状態や環境に影響を受けることも多いです。
また、価値観や興味は変化することもあるので定期的に自己分析できることが望ましいです。
一度分析した結果をずっと引きずっていくよりは、定期的に自己分析を行いましょう。
まとめ

今回は自己分析のコツについてまとめました。
自己分析とは自分自身を客観的に見つめ、自己理解を深めることであり、自己PRや自己成長、仕事選びの参考になります。
自己分析のコツとしては、言葉の定義をしっかり意識すること、自己啓発本やビジネス書を読むこと、アウトプットを意識することが挙げられます。
注意点としては、自分自身の弱点を見つけにくい場合があることや、自己分析の継続的な実施が必要であることが挙げられます。
是非参考にしてみてくださいね。