子持ちの専業主婦が時短正社員の事務職として採用されるまで【体験談】

母親と子供 就職・転職活動

専業主婦だが再就職がしたい

正社員として採用されたい

事務職に興味がある

そのような思いがあるものの情報がなく、一歩が踏み出せないママ達は少なからずいるのではないでしょうか。私もそうでした。

第一子の妊娠中に仕事を辞めなければならず、専業主婦になりました。

再就職への思いはずっとありましたが、「待機児童が多くて育休中のママでも保育園に入れないのに、私が入れるわけがない」と諦めていました。

しかし、専業主婦のママ友が保育園に入ったのを知り、行動すれば保育園に入れる可能性があることを知りました。

本記事では、専業主婦の状況から保活をし、事務職の時短正社員として採用されるまでに私が実際にした行動をお伝えしています。

私の就職活動はコロナ前に行ったものです。今はオンライン面接も普及したので、専業主婦の就活が私の時よりもしやすくなっているのでは、と推察しています。

なぜ専業主婦の保活が難しいのか

困ったママ

認可保育園の入園は点数制で、点数は育休中か就労中の人が高くなるように設定されています。

就労していない求職中の状態だと点数が低くなるため、入園が難しいのです。

点数を稼ぐために就労しようにも預け先がないため、点数が低い状態で申込をするか、無認可保育園などに預け、働きながら認可保育園の空きを待つこともできますが、保育料が高くなります。

私は最初後者を検討し、就職活動を始めたのですが、近所の無認可保育園だと条件が厳しく、結局、求職状態で4月入園の認可保育園の申込をし、入園確定後に就職先を見つけました。

対策ポイント1 新設園に入園する

保育園

私は子供が2歳児クラスの時に、4月入園で保育園に入ることができました。

2歳児は1歳児クラスから定員が増えず、空きが出たら募集がかかる形になるため数名の枠に応募が殺到し、途中入園が厳しい年齢です。

しかし新設園であれば、在園児がいない状態からの募集になるので、競争率が下がります。そのため点数が低い求職中の状況でも入園することが出来ました。

対策ポイント2 ベンチャー企業も視野に入れて転職活動をする

ベンチャー企業

私はベンチャー企業で採用されました。

企業規模は小さいですが、新しい働き方を取り入れたい風潮のある企業で、当時は珍しい時短正社員としての採用や、在宅ワークができるなど子持ちの私には嬉しい条件がありました。

また企業側は人を育てる余裕がないので、即戦力を求めており、社会人経験がある程度長い私を採用することにメリットを感じていました。

今は、時短正社員や主婦層向けの求人サイトもあり、より上記のような企業との繋がりが持ちやすくなっているかと思いますので、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

対策ポイント3 おすすめは入園が決まってから仕事を探す

PCを使うママ

私はまず自分の市場価値を知るため、就職エージェントに登録をしました。

営業職の経験しかなかったのですが、事務職へのキャリアチェンジが可能か、そもそも子供がいても応募できる求人があるのか知りたかったのです。

結果、求人は思った以上にあり、内定を得ることができたのですが、内定企業と検討していた無認可保育園の条件が合わず、諦める結果になりました。

認可保育園の入園まで内定状態のまま待ってくれる企業は少ないので、入園確定後に就職試験を受ける方が効率的です。

求職状態で入園すると数ヶ月の求職期間をもらうことが出来、就職活動を理由に保育園に子供を預けることができます。

対策ポイント4 在宅ワークで個人事業主になる

テレワーク中のママ

これは私が保活をした時にはなかった選択肢ですが、個人事業主として開業届を出すと就労状態になりますので、入園申込時のポイントを稼ぐことができます。

保育園の申込時に就労の実績が必要になるため、子育てをしながら仕事をする期間が必要になり大変ですが、クラウドソーシングなどで単発の仕事の募集は多くあるため、十分に検討できるでしょう。

個人事業主として保育園に入園をした後に企業へ就職をすることもできるので、私が保活をしていた際にこの手段があれば活用したと思います。

まとめ

PCの前にいる子どもとママ

私が保活をした際の最大の後悔が、働きたい気持ちがあったのに無理だと決め付け、行動しなかった期間があったことです。

その原因はネット情報や、役所に相談に行った際に「専業主婦の人が保育園に子供を入れるのは無理だ」と言われた言葉を鵜呑みにしたことにありました。

しかし行動をしたことで、息子は保育園に入園し、私も自分に有利な条件で希望の職に就くことができました。

これはあくまでも私の体験談で、自治体の状況などによって難しさは変わってくるかと思いますが、働きたい思いがあれば、まずは動いてみることをおすすめします。

コロナ後は在宅ワークも普及し、少しずつですがママが働きやすい職場環境の企業が増えてきたように思います。

この記事が私と同じ気持ちを持つママにとって少しでも参考になることを祈っています。

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