事務職は職業柄かなり疲れる仕事ですが、どうやって対処すればいいのかをお困りではありませんか。
毎日同じ場所で同じ仕事をしていると、とてつもなく疲れてくるものです。
そこで今回は、事務職が疲れる理由と対処法についてお話ししますので、参考にしてみてください。
事務職が疲れる理由は何?
事務職は楽そうで誰でもできる、というイメージをお持ちかもしれませんが、かなり疲れる仕事です。
人間関係で疲れる
事務職は常にオフィスで仕事をしているため、職場の人間と確実に関りを持ちます。
全社員がとてもいい人であればそこまで疲れませんが、組織に属しているとかならず1人は性格が合わないケースがあります。
合わない人と同じ時間を過ごせば過ごすほど、強烈なストレスとなり疲れてしまいます。
オフィスが狭く、社員数も少ない場合は、なかなか逃げ道がありません。
デスクワークで疲れる
誰でも毎日、朝から晩までイスに座り続けると、疲れるのは当然です。
事務職は基本的にデスクワークが多いため、かなり疲れます。
長時間、同じ体勢でいると肩こりや腰痛などにもつながりますし、パソコンの見すぎで目も疲れてしまいます。
体力の低下で疲れる
基本的に人は体を動かさないでいると、どんどん体力が低下していきます。
事務職の人は体力低下に気づいてはいるが、仕事の疲れもあって対策をしていないケースが多い傾向にあります。
体力低下が見られると、少し歩いただけで息切れしますし、病気につながる可能性があります。
ルーティン作業で疲れる
どんな仕事でもそうですが、毎日同じ景色で同じ作業をし続けていると新鮮さがないため、飽きますし疲れます。
事務職は毎日がルーティン作業なので、とくに疲れを感じてしまいます。
工場のライン作業のように、ルーティン作業が苦痛ではない人にとっては天職ですが、新しいことにチャレンジしたい人は事務職は苦痛と感じられる可能性があります。
事務職が向いていなくて疲れる
事務職は誰しもが選びたい人気の職種ではありますが、実際に働いてみると同じ作業の繰り返しで自分には合っていないのでは、と考えてしまうものです。
これは事務職に限った話ではありませんが、働く前の理想と働いた後の現実が大きくかけ離れてしまっているからです。
事務職が向いていない、疲れるという気持ちが強いのであれば、単純にその会社が合っていないのか、事務職そのものがダメなのかを考えなければなりません。
事務職で疲れないためにやるべきことは?
事務職で働いてると、毎日が疲労との戦いですが、少しでも疲れを残さないためには何をするべきでしょうか。
仕事中や休日でできることはたくさんありますので、取り入れてみてください。
休日は仕事のことを忘れる
仕事中は作業や人間関係で頭がいっぱいです。
でしたら、休日は仕事のことを完全に忘れて発散するようにしてください。
ご自身の趣味があれば、1日をフルに使いましょう。
1日を趣味にあてることで、1週間たまったストレスが減り来週もまた仕事に集中できます。
苦手な人とはできるだけ距離をとる
事務職は常にオフィスにいるため、苦手な上司や同僚と顔を合わせたり会話をしたりしなければなりません。
ですが、嫌いな人を意識しすぎるあまり本来のパフォーマンスを発揮できません。
朝から晩まで緊張感のなか仕事をしているとかなり疲れますので、できるだけ苦手な人のことを考えないようにするべきです。
他社員に協力してもらう
真面目な人ほど責任感のかたまりで、仕事のことばかり考えてしまうため疲れてしまいます。
仕事は真剣にやるのは当然ですが、ひとりで全部をこなすのは無理があります。
仕事はチームワークでするものですから、自分がやらないといけない、自分しかいないという考えは捨てましょう。
無理な時はまわりと協力をすれば、疲れも半減できるでしょう。
仕事中の姿勢を意識する
肩こりや腰痛など、事務職によくあるトラブルですが、これは仕事中の姿勢が悪い可能性があります。
猫背になっていたり足を組んでいたりすると、バランスが崩れてしまい、姿勢のゆがみへと導いてしまいます。
姿勢をよくすれば、疲れは軽減されます。
できるだけ足を組むことを辞め、背筋をのばして前向き体勢にならないように意識しましょう。
お昼休憩は仮眠をとる
どんな事務職でも、お昼休憩はあるものです。
しかし、お昼休憩をすべて食事にあててしまうと、眠気が増してしまい余計に疲れてしまいます。
でしたら、食事を少しはやめにとり、残りの時間を仮眠にあててみてはいかがですか。
仮眠をすることで、眠気がなくなるため作業効率も捗どります。
まとめ
事務職は誰でもできる、というイメージがあるかもしれませんが、実はかなり疲れる仕事です。
それは、同じ作業の繰り返しですし、人とのやり取りが多い職種だからです。 もし、事務職で働いていて疲れているのでしたら、疲れをとる行動を起こしてみてください。