事務資格のおすすめ5選を紹介!重宝されるために取っておきたい旬の資格とは?

資格の疑問 資格

事務職という仕事は、営業職や販売のように目に見える成果を出すことが難しいものです。

しかし、正確性や作業スピ―ドなど、確実にスキルの違いによって仕事の質は違ってきます。

もしもこの先も事務職で働く気持ちがあるならば、より企業から重宝される「事務系資格」を取得することをおすすめします。

より重要なポストへの昇進や収入額をUPさせるためには、必要不可欠であると言えるでしょう。

この記事では、そんな「事務の仕事に役立つおすすめの資格」について解説していきたいと思います。

事務の資格でおすすめできるもの

資格の種類

総人口が非常に多い事務職には、必然的に多くの事務資格が存在します。

すべての資格を取得する必要はありませんが、自分の業務に関わる資格であればいくつか取得しておくべきだと言えるでしょう。

特におすすめな事務系資格は、以下の様なものとなります。

MOS

MOSは、「マイクロソフトオフィススペシャリスト」の略語で、その名の通り「Word」「Excel」「PowerPoint」「Access」「Outlook」といったマイクロソフトのスキルを証明するスキルとなっています。

資格を取得することで実務にも当然役立ちますが、事務系の職種で転職する際には必須とも言える資格です。

毎月1回全国で試験が行われています。

種類は「スペシャリスト」と「エキスパート」の2種類があり、スペシャリストであれば1日1時間の勉強を3週間ほど行えば合格が狙えます。

ただし、エキスパートとなるとその難易度は高まり、2時間の勉強を1ヶ月以上行う必要があります。

合格率は60%なので、しっかりと勉強しなければ取得できないでしょう。

ちなみにスペシャリストの合格率は80%程度です。

日商簿記2級

日商簿記は、古くから事務系の必須資格として知られています。

年間50万人程度受験しているスタンダードな資格で、取得することで業務はもちろん転職も有利となります。

商業簿記の基礎知識があることを証明できるのは「日商簿記3級」ですが、おすすめは「日商簿記2級」です。

勉強時間の目安は約200時間程度とかなり大変ではありますが、3級に合格してから2級に挑戦するといったようにステップアップさせていくとスムーズに取得できるかもしれません。

経理や財務、会計といった事務職で働くならば、頑張って取得しておくべきでしょう。

合格率は3級が40~50%程度、2級が20~30%とかなり難しくなっています。

統一試験は年に3回しかありませんが、CBT方式ならばネットで随時試験が受けられます。

秘書検定

秘書検定と聞くと、「秘書に必要な資格」といったイメージを持つ人が多いですが、実際には一般常識を含めた「社会人に必要なスキルがあることを証明する資格」であると言えます。

秘書の仕事をしている人以外の事務職も数多く受験しています。

当然ながら、秘書に必要な知識やスキルも必要ですが、一般的な知識やマナーといった面も必要となります。

年に3回行われ、筆記試験と面接試験が行われます。

3級、2級、準1級、1級と分かれていますが、2級までであれば独学でも取得可能だと言えます。

合格率は、3級で70%程度、2級で55%程度となります。

ITパスポート

ITパスポートは、ITに関する知識を有していることを証明する資格です。

国家資格となり、時代的にも重要度が高い資格だと言えます。

資格を取得するためには、AIやIoT、ビッグデータに関する知識はもちろん、経営戦略やマーケティング、財務、法務、ネットのセキュリティやネットワーク、マネジメントなどの知識が必要となります。

2009年に新設された資格で、就職を控える大学生にとっては特に取得する人が多くなっています。

しかし、社会人にとっても必須のスキルであるため、35歳以下の社会人の多くも受験しています。

合格率はおよそ50%程度で、全国各地で週5回ペースで行われています。

ビジネス会計検定

ビジネス会計検定は、会計や財務に関する知識を有していることを証明する資格となります。

財務諸表の数値や分析について勉強しなければなりません。

合格率は、3級が65%程度、2級が50%程度となっています。

2級になると、事業戦略や経営戦略が理解できるレベルが必要なため、現実的にはまず3級を目標とする形となるでしょう。

会計や簿記に関する知識がすでに一定以上ある人に関しては、いきなり2級を受験するケースもあります。

一般的には2級で150時間~200時間程度の勉強時間が必要だと考えられています。

試験の頻度は低く、3月と10月の年2回行われます。

まとめ

資格取得

今回は、「事務の仕事に役立つおすすめの資格」について解説してきました。

ここで挙げた資格は、どれも事務職で働く上で非常に重宝されるものばかりです。

何度はそれぞれ高いですが、取得してしまえば実務にも役立ち転職の際も武器となります。

興味がある人は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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