事務職で作業効率に大きく影響されるものと言えば、タイピング速度ではないでしょうか。
タイピングが速ければ早いほど、効率よく仕事ができるため重宝されます。
しかし、実際に事務職はどれくらいのタイピング速度が必要なのかを疑問に思われるはずです。
そこで今回は、事務職のタイピング速度についてお話ししますので、参考にしてみてください。
事務職に必要なタイピング速度は?

事務職はパソコンでの作業がかなり多いため、タイピングが速いか遅いのかで仕事の効率が大きく変わってきます。
事務職の適正なタイピング速度、というのは会社によって異なりますが、日本語入力で100~120文字(1分間)が事務職の平均だと言われています。
つまり、1秒間に2文字を入力できるスピードがあれば事務職の平均値にいる、ということです。
ただし、タイピングスピードが速くても、入力ミスが多ければ意味がありません。
自分のタイピング速度が分からない場合は、インターネットで多くの無料練習サイトが存在しているため試してみてはいかがでしょうか。
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事務職でタイピング速度をアップさせるためには?

事務職の要でもあるタイピング速度ですが、最初は誰しもが遅かったですし、練習して速くなっています。
ですから、みなさんもタイピングの練習さえすれば事務職として活躍できる速度を手に入れられます。
手の位置はホームポジションで固定する
キーボードで入力する際には、ホームポジションがおすすめされています。
ホームポジションとは、キーボードの決められた場所に決められた各指を配置する方法のことを指します。
例えば、「F」のキーに左手の人差し指を、「J」に右手の人差し指を置きます。
さらに、左手の中指はD、薬指はS、小指はA、右手の中指はK、薬指はJ、小指は+に置きましょう。
あとはなるべく無駄な動きを減らすために、FとJの手の位置は固定されることをおすすめします。
キーボードを見ずに入力する
タイピング速度アップのコツは、キーボードを一切見ずに入力することです。
なぜなら、キーボードやパソコンのモニターを見ながらタイピングしていると、それだけ作業が遅くなるからです。
最初はキーボードを見ずに入力するのはかなり大変ですが、事務職で働いている人たちは、ここをしっかりクリアして活躍しています。
ひたすらタイピングをする
パソコンさえあれば、どんな環境でもタイピングはできます。
例えばパソコン内にあるメモ帳でも自身でお題を作って練習が可能です。
それ以外にもタイピング練習ソフトをひたすらプレイしたり、自分でブログを作ったりするのもいいでしょう。
タイピングの練習はお金をかけなくても上達できるため、トライしてみてください。
資格取得を目指す
ある程度、タイピング速度がアップしたのはいいが、実際に事務職で使える速さなのか、自分はどれくらいの実力なのかが気になるものです。
でしたら、タイピング専用の資格を目指してはいかがですか。
民間でいくつかのタイピング検定が実施されているので、合格すれば実力を提示できます。
もちろんご自身のタイピング能力を知るのもそうですが、将来の就職や転職時にアピールできるチャンスがあります。
いきなり受験料を支払うのは抵抗がある、とのことでしたら、e-typingの模擬試験をご利用ください。
模擬試験は完全無料で7級から特級までが利用できます。
スピードに慣れてきたら正確性を重視する
いくらタイピングスピードが上がっても、ミスだらけではまったく意味がありませんし評価もされません。
ある程度スピードに慣れてきたら、次は正確性を重視してください。
タイピングの練習でどこでミスをするのかをしっかり集計し、苦手分野を繰り返しトライし精度を高めるといいでしょう。
初心者が事務職で活躍できるくらいのタイピング速度を得る期間は?

今までパソコンをあまり触ってこなかった場合、どれくらいの期間でタイピング速度がアップし事務職で通用するのかが気になるものです。
練習できる環境によって異なりますが、毎日タイピングをしたとして1カ月もあれば十分に戦力になる速度を得ているはずです。
最短でタイピング速度をアップするためには、焦らずゆっくりと、ホームポジションを崩さずにやり続けることが重要です。
ホームポジションが崩れたままタイピングに慣れてしまうと、修正に苦労するためです。
また、焦ってもいいことはありませんので、最初は時間をかけてキーの位置と指の配置を覚えて進めていきましょう。
まとめ

事務職で仕事をするためには、ある程度のタイピング速度は必要です。
タイピングが苦手だったとしても、毎日練習を続ければ誰でも速度は大きく改善できます。 しかも、タイピング練習ができる場所は無料でたくさんあるため、ぜひチャレンジしてみてください。